2018年10月20日
大麻山
数年来温めていたアイデアがありました。
「善通寺駅から大麻山へ登り、金刀比羅宮奥院から下って琴平駅に戻る」です。
というのも、インターネットで検索していてこのようなマップを見つけたからです。
大麻山グリーンラインハイキングコース/善通寺市HP
http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/50/greenline.html

数々の古墳や、龍王社に葵の滝、展望の開けた山頂。素敵ではないですか。
ただ、計画時に気づかなかったのは、この地図が昭和61年のものであること。
よもやあんな結果になるとは思いもしませんでした。
時候も好くなったことだしと、実行に移したのは先週末。
マップにあるグリーンラインを参考に登ることにしました。
善通寺駅から3kmほど歩くと、「大型案内板」のある登山口です。
立派な看板には平成24年、善通寺市教育委員会となっています。

山裾は民家をはじめ、柑橘類やキウイなどの畑もあるため、日常的に使われています。
歩くにはつまらないけれど、間違いはない、車の通れる道です。
最初の異変は、熊の巣古墳と寺田古墳の間を抜けようとした時でした。
獣よけの鉄柵と、イノシシの箱罠が行く先を塞いで、通れない。
草ぼうぼうを見透かしても、進めそうにありませんでした。
ましてや古墳も見られようがありません。
引き返し、西側の道を大石の方へ登ります。
まっすぐ登る道があるはずが、これも草ぼうぼうで登れそうもない。
熊の巣古墳の上へ迂回、道を辿ります。
思い返せば、この辺がいちばん歩いて楽しい山の道でした。
イノシシの掘り返し跡がそこらじゅうになければ。
山に人が入らなくなって、荒れてるな、というのがその時の印象でした。
人が里山歩きをすれば里山の踏み跡は維持される。
そのために、マップを配って、少し道の手入れをして、登る人を集める。
それが里山の維持に貢献する方法の一つと考えているからです。
椀貸塚の上で道が開け、3方向に道が分かれて、迷いました。
地図によればどちらへ行っても山頂へは登れるはずでした。
真ん中を選びました。
踏み跡とは不思議なものです。
ロープを張ったり印をつけたりしていなくても、先に人が踏んで歩いた跡は見える。
考えなくても、目が慣れればわかります。
本当は、木の幹に印をつけるとか、札を立てるとかしてほしい所ですが、
先の台風でか、倒れてしまった木がそのまま道を塞いでいたりします。
そのくらい手入れの疎かな山だから仕方ない、と思いながら、
先ほどの分岐から進むこと数十分。
踏み跡が消えました。
角度を変えて眺めても、目をすがめても、見えない。
工兵道まで、もう数十メートルのはずなのに!
疎らな幹や低木に遮られて工兵道は見えず、私は焦れて直登しました。
しかし湿った斜面、滑る落ち葉、掴んでも抜ける枯れ木に阻まれ、
時間だけが経ち、ふと振り返ると今まで来た踏み跡が見えない。
工兵道も見えない。
それまでの行きつ戻りつで時間を無駄にし、とっくに午後になっていました。
ここで諦めるのは悔しい、悔しいけれど、悔しいけれど、これは無理だ。
取りあえず下へ下りながら、自分の踏み跡を探します。
少し下にそれらしいのが見えても、下りると、ない。
焦ると、滑るのですね。
何度も滑って転んで、でも怪我をしたら取り返しがつかない。
落ち着け、ゆっくり、大丈夫と自分に言い聞かせました。
なんとか戻り、景色が開けたときの美しかったこと。

善通寺市には意見書を送りました。
看板とインターネットの情報を取り下げるか、定期的に手入れをするか。
どちらかにしないと、私みたいなのが大変な目に会いますから。
最近は、手入れされていない里山が増えたように感じます。
中でも地域に愛される山や、信仰のある山はとても歩きやすいです。
そうでない山は、草が茂り、蜘蛛の巣が張り、イノシシの跡だらけ。
今年、あとどの山を選ぶか悩みどころです。
それにしても、本当に惜しいところまで登っていました。
しかしあの道を思い出すと、とうぶん再挑戦はする気になりません。
「善通寺駅から大麻山へ登り、金刀比羅宮奥院から下って琴平駅に戻る」です。
というのも、インターネットで検索していてこのようなマップを見つけたからです。
大麻山グリーンラインハイキングコース/善通寺市HP
http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/50/greenline.html

数々の古墳や、龍王社に葵の滝、展望の開けた山頂。素敵ではないですか。
ただ、計画時に気づかなかったのは、この地図が昭和61年のものであること。
よもやあんな結果になるとは思いもしませんでした。
時候も好くなったことだしと、実行に移したのは先週末。
マップにあるグリーンラインを参考に登ることにしました。
善通寺駅から3kmほど歩くと、「大型案内板」のある登山口です。
立派な看板には平成24年、善通寺市教育委員会となっています。

山裾は民家をはじめ、柑橘類やキウイなどの畑もあるため、日常的に使われています。
歩くにはつまらないけれど、間違いはない、車の通れる道です。
最初の異変は、熊の巣古墳と寺田古墳の間を抜けようとした時でした。
獣よけの鉄柵と、イノシシの箱罠が行く先を塞いで、通れない。
草ぼうぼうを見透かしても、進めそうにありませんでした。
ましてや古墳も見られようがありません。
引き返し、西側の道を大石の方へ登ります。
まっすぐ登る道があるはずが、これも草ぼうぼうで登れそうもない。
熊の巣古墳の上へ迂回、道を辿ります。
思い返せば、この辺がいちばん歩いて楽しい山の道でした。
イノシシの掘り返し跡がそこらじゅうになければ。
山に人が入らなくなって、荒れてるな、というのがその時の印象でした。
人が里山歩きをすれば里山の踏み跡は維持される。
そのために、マップを配って、少し道の手入れをして、登る人を集める。
それが里山の維持に貢献する方法の一つと考えているからです。
椀貸塚の上で道が開け、3方向に道が分かれて、迷いました。
地図によればどちらへ行っても山頂へは登れるはずでした。
真ん中を選びました。
踏み跡とは不思議なものです。
ロープを張ったり印をつけたりしていなくても、先に人が踏んで歩いた跡は見える。
考えなくても、目が慣れればわかります。
本当は、木の幹に印をつけるとか、札を立てるとかしてほしい所ですが、
先の台風でか、倒れてしまった木がそのまま道を塞いでいたりします。
そのくらい手入れの疎かな山だから仕方ない、と思いながら、
先ほどの分岐から進むこと数十分。
踏み跡が消えました。
角度を変えて眺めても、目をすがめても、見えない。
工兵道まで、もう数十メートルのはずなのに!
疎らな幹や低木に遮られて工兵道は見えず、私は焦れて直登しました。
しかし湿った斜面、滑る落ち葉、掴んでも抜ける枯れ木に阻まれ、
時間だけが経ち、ふと振り返ると今まで来た踏み跡が見えない。
工兵道も見えない。
それまでの行きつ戻りつで時間を無駄にし、とっくに午後になっていました。
ここで諦めるのは悔しい、悔しいけれど、悔しいけれど、これは無理だ。
取りあえず下へ下りながら、自分の踏み跡を探します。
少し下にそれらしいのが見えても、下りると、ない。
焦ると、滑るのですね。
何度も滑って転んで、でも怪我をしたら取り返しがつかない。
落ち着け、ゆっくり、大丈夫と自分に言い聞かせました。
なんとか戻り、景色が開けたときの美しかったこと。

善通寺市には意見書を送りました。
看板とインターネットの情報を取り下げるか、定期的に手入れをするか。
どちらかにしないと、私みたいなのが大変な目に会いますから。
最近は、手入れされていない里山が増えたように感じます。
中でも地域に愛される山や、信仰のある山はとても歩きやすいです。
そうでない山は、草が茂り、蜘蛛の巣が張り、イノシシの跡だらけ。
今年、あとどの山を選ぶか悩みどころです。
それにしても、本当に惜しいところまで登っていました。
しかしあの道を思い出すと、とうぶん再挑戦はする気になりません。
2018年10月15日
石鎚山
9月の連休を利用して、石鎚山を登ってきました。
石鎚山登山ももう何度目になるのか、でも初めてのことがたくさんありました。
連れがいるのをいいことに、アウトドア調理をしてみるとか。

これまで迂回してきた鎖場を2つクリアするとか。
下を覗いて、「命を張ったボルダリング」だと思いました。
自分がけっこうな鎖場好きだということにも気づきました。
重装備でなければ、三の鎖も挑戦したい。

これが目指す山頂を横から見た景色だとようやく気づくとか(笑)。

それから、なんといっても初めての天狗岳への挑戦。

あんな脚のすくむような体感は初めてでした。
岩質のおかげか、足をすべらせたりする心配はあまりないはずなのに、
とにかく左右の何もない空間が怖い。
ガスっていても怖いし、晴れたらもっと怖い。
山頂に居合わせた方に写真を撮ってもらったのですが、見事に固まってました。

石鎚山は、行く度に違う天気、違う季節、違う景色。
だからいつも違う写真になります。
ガスに悩まされた朝も、なかなかよい写真が撮れてました。
陰と

陽、みたいな。

いつもどおり、頂上山荘お泊りしました。
借りて寝床で読んだエッセイにあったとおり、山の夜から朝は特別な時間です。
夜がもっと晴れていたら、夜の写真も撮ってみたかったのだけれど、次回持越し。
石鎚山登山ももう何度目になるのか、でも初めてのことがたくさんありました。
連れがいるのをいいことに、アウトドア調理をしてみるとか。

これまで迂回してきた鎖場を2つクリアするとか。
下を覗いて、「命を張ったボルダリング」だと思いました。
自分がけっこうな鎖場好きだということにも気づきました。
重装備でなければ、三の鎖も挑戦したい。

これが目指す山頂を横から見た景色だとようやく気づくとか(笑)。

それから、なんといっても初めての天狗岳への挑戦。

あんな脚のすくむような体感は初めてでした。
岩質のおかげか、足をすべらせたりする心配はあまりないはずなのに、
とにかく左右の何もない空間が怖い。
ガスっていても怖いし、晴れたらもっと怖い。
山頂に居合わせた方に写真を撮ってもらったのですが、見事に固まってました。

石鎚山は、行く度に違う天気、違う季節、違う景色。
だからいつも違う写真になります。
ガスに悩まされた朝も、なかなかよい写真が撮れてました。
陰と
陽、みたいな。
いつもどおり、頂上山荘お泊りしました。
借りて寝床で読んだエッセイにあったとおり、山の夜から朝は特別な時間です。
夜がもっと晴れていたら、夜の写真も撮ってみたかったのだけれど、次回持越し。
2018年08月04日
大山(鳥取県)
中国地方に誇る名峰、大山に登ってきました。
高速道路上からもそれとすぐ判る異様さ、ザ・火山といった容貌。
西から見ると富士のような、きれいな形ですが、
北や南から見ると、溶岩が流れ落ちた形がそのまま残ったかのような、
ざれざれの岩肌と岩肌の間に植物がしがみついているみたいです。

きれいに整備された駐車場やモンベルを見て、大山の人気を実感。
しかし、夏登山コース登山口からずっとずっとずっと、階段!!!
それも数少ない登れるルートを確保せんとばかりに急勾配の、ざれざれの。
これは、ひたすらつらい。
ということで道中の写真がほぼありません。
この右側から尾根を左へ上がった先が山頂、これが8合目あたりだったかと。

9合目手前からは頂上までずっと、ダイセンキャラボクの植生保護のため、
木製の歩道が敷かれています。

登山客が行けるのはここまで。
ここから先は崩落がひどく、立入禁止になっています。
崩落でどんどん大山は低くなっているのだそうです。

ここには、名峰霊峰と呼ばれる山によくある、祠がありません。
信仰の山である大山ですから、行けない場所のどこかにあるのでしょうね。
がんばったご褒美は、この景色。
反対側、北の海のずっと向うには、ウラジオストックにかかる白雲が見えた…かも。

この登山道は私の好みに合いませんでした。
暑さもあってほんとうに辛かったから、大山はもう来ないかな。
頂上の避難小屋でだけ買えるTシャツ、これはかっこいい!

高速道路上からもそれとすぐ判る異様さ、ザ・火山といった容貌。
西から見ると富士のような、きれいな形ですが、
北や南から見ると、溶岩が流れ落ちた形がそのまま残ったかのような、
ざれざれの岩肌と岩肌の間に植物がしがみついているみたいです。

きれいに整備された駐車場やモンベルを見て、大山の人気を実感。
しかし、夏登山コース登山口からずっとずっとずっと、階段!!!
それも数少ない登れるルートを確保せんとばかりに急勾配の、ざれざれの。
これは、ひたすらつらい。
ということで道中の写真がほぼありません。
この右側から尾根を左へ上がった先が山頂、これが8合目あたりだったかと。

9合目手前からは頂上までずっと、ダイセンキャラボクの植生保護のため、
木製の歩道が敷かれています。

登山客が行けるのはここまで。
ここから先は崩落がひどく、立入禁止になっています。
崩落でどんどん大山は低くなっているのだそうです。

ここには、名峰霊峰と呼ばれる山によくある、祠がありません。
信仰の山である大山ですから、行けない場所のどこかにあるのでしょうね。
がんばったご褒美は、この景色。
反対側、北の海のずっと向うには、ウラジオストックにかかる白雲が見えた…かも。

この登山道は私の好みに合いませんでした。
暑さもあってほんとうに辛かったから、大山はもう来ないかな。
頂上の避難小屋でだけ買えるTシャツ、これはかっこいい!

2018年05月21日
國分八幡宮、大禿山
風薫る晴れた休日、公園で本でも読もうと思い立った。
五色台の南のふもとにある如意輪寺公園へ、一度行ってみたかったのだ。

遊具の周りやグラウンドには子供がたくさんいるが、高台のベンチは無人。
ベンチにもたれて本を読み、のんびりできた。
太極拳の練習も広々できそうだ。
ここまで来たのだから、西隣の國分八幡宮も行っておこう。
隣と言いながら案外遠回りになったが、立派な境内だった。
人気のないせいだろうか、神域という感じがとてもする。気持ちが良い。

国分寺は、さすが国分寺が置かれただけあり、古い縁起のものがそこらじゅうにある。
由緒によると西暦750年頃の創祀だが、何度も焼失し奉遷している。
横にまわると、本殿のすぐ奥に大きな岩々が、本殿と同じ石の柵で囲われ祀られている。
これは岩磐(いわくら)と呼ぶようで、奉遷より古いものだろう。
ご神体かと思うほどの威圧感で、こちらの縁起がとても気になる。
この奥に、大禿山登山口とあった。
大禿山は如意輪寺公園と國分八幡宮の裏、五色台との間のこんもりした山だ。
五色台よりはるかに低いので、散歩スタイルのそのままで登ってみた。

しっかりした道があるが、人気はない。
雨の度に水が流れるのだろう、真ん中がえぐれて歩きにくい。
如意輪寺公園の北側をめぐる舗装路からのルートと合流した。
特に見通しもなく、黙々登る。
大禿山、176m。
頂上は開けており、日当たりが良い。祠が新しいものと、古いものと。

眺望は、五色台側だけが開けていた。
前に登った、遍路ころがしのルートが正面に見える。

制覇。達成感は、残念ながらない。
五色台の南のふもとにある如意輪寺公園へ、一度行ってみたかったのだ。

遊具の周りやグラウンドには子供がたくさんいるが、高台のベンチは無人。
ベンチにもたれて本を読み、のんびりできた。
太極拳の練習も広々できそうだ。
ここまで来たのだから、西隣の國分八幡宮も行っておこう。
隣と言いながら案外遠回りになったが、立派な境内だった。
人気のないせいだろうか、神域という感じがとてもする。気持ちが良い。

国分寺は、さすが国分寺が置かれただけあり、古い縁起のものがそこらじゅうにある。
由緒によると西暦750年頃の創祀だが、何度も焼失し奉遷している。
横にまわると、本殿のすぐ奥に大きな岩々が、本殿と同じ石の柵で囲われ祀られている。
これは岩磐(いわくら)と呼ぶようで、奉遷より古いものだろう。
ご神体かと思うほどの威圧感で、こちらの縁起がとても気になる。
この奥に、大禿山登山口とあった。
大禿山は如意輪寺公園と國分八幡宮の裏、五色台との間のこんもりした山だ。
五色台よりはるかに低いので、散歩スタイルのそのままで登ってみた。

しっかりした道があるが、人気はない。
雨の度に水が流れるのだろう、真ん中がえぐれて歩きにくい。
如意輪寺公園の北側をめぐる舗装路からのルートと合流した。
特に見通しもなく、黙々登る。
大禿山、176m。
頂上は開けており、日当たりが良い。祠が新しいものと、古いものと。

眺望は、五色台側だけが開けていた。
前に登った、遍路ころがしのルートが正面に見える。

制覇。達成感は、残念ながらない。
2018年03月13日
伽藍山
国分寺町から見える岩面が特徴的な里山、伽藍山。

あの大きな岩面はどんな手ざわりなのか。
山頂まで上がれるというけれど、どうやって登るのか。
見るたび気になっていました。
高さは216m。昼過ぎに出かけても全く余裕です。
山の南側、県道12号三木国分寺線から入ります。
調べると、石鉄というのは石鎚のことらしい。つまり石鎚大権現。
萬燈寺の記録は西暦1700年代のものが新居家に残っているらしい。
地名の新居は、福家や新名と同じく大きな家の名字なのですね。

意外に人の歩いた跡のある登山道を上っていくと、
自動車が通れる幅の、舗装されていない道に合流します。
路肩に置かれたお地蔵さんたちに見守られながらの突き当たり、
小さな建物は、登山口に名前のあった薬師如来のお堂のようです。
脇には、岩壁に掘られた不動明王が赤々とした炎を背負って見下ろしています。
その右にあった階段は、後から考えると大きな岩面の下へ出る道。
私はお堂の先、赤く細い鳥居をくぐる道へ進みました。
木の幹に巻かれた赤いテープがないとわかりづらいけれど、
入ってみれば確かに人の歩いてできた道とわかります。
大仰な整備はされていないものの、里山らしい歩きやすい道です。
寒い時期の里山は、木の葉が落ちて見通しが良くて好きです。
国分寺の町を眼下に、向こう側には鷲ノ山、五色台からの蓮光寺山、城山、飯野山も。

どうやら道は山の南から西へ廻り込み、大きな岩面の下を抜けたようです。
ここが岩面の西の端か。
先へ進んでみると、先ほどの岩面の下へ向かった道と合流したようにも見える。
岩面の向こうには六ッ目山、堂山。ふもとに六ッ目山古墳、高松道。

ここからが難所。
隣の六ッ目山と同じ質の、ベースとなっている岩山がむき出しになります。
六ッ目山と違って木々がまばらなぶん荒々しさが勝ち、身が引き締まります。
改めて見ると、よくこんなとこ登ったものだ。

しかし、その「こんなとこ」に信仰の場を構築した痕跡を見、昔の人の凄さを思い知ります。
明らかに石垣ですよね。人力で積んだのか…。

回り込むようにして、石碑の奥、木々に囲まれた、小さな、しかし古い祠。
こころなしか、ここだけ緑が鮮やかなような。
石碑によれば、萬燈寺。
私でも感じるような、神聖な雰囲気に写真は自粛しました。

さらに西側へ回ると、八大竜王の祠。これも古い。

その先に、山頂の標示と三角点。
木の裏側、斜面を落ち込んだところにも石垣で築かれた何かが見えます。
おっと左手、先に道が見える。

六ッ目山と伽藍山、その北の狭箱山(はざこやま、万灯山とも)は"おにぎり山三兄弟"。
先に登った方々のブログによると、縦走できるが基本的に藪こぎとのことでした。
その後、私のようにブログを読んで登る人が多くなったのだろうか。
登る人が増えれば、道ができる。維持される。
行ってみたくてうずうずするが、予定していなかったので元の道を戻る。
岩肌は後ろ向きでないと下りられませんでした。
赤い鳥居から西へ向かう道を下りて行くと、寺の境内へ出ます。
鐘楼があって、それらしいけれども、建物がお堂の感じではなく、不思議です。
そのまま西へ下ると国分寺町の万灯地区。
ここには知る人ぞ知る萬燈珈琲店があります。

想像以上にかわいい。メニューも充実。
またモーニングに来よう。ランチにも来よう。

伽藍山は里山にしても低いし、ガイドブックにも載っていないような山です。
しかし人里に近いからこそ、昔の人の生活や信仰の痕跡がたくさん残っており、
それらに出会うのが里山歩きの醍醐味だなぁと改めて思いました。
次回は、今回歩かなかった岩面下ルートと、縦走ルートを歩いてみます。

あの大きな岩面はどんな手ざわりなのか。
山頂まで上がれるというけれど、どうやって登るのか。
見るたび気になっていました。
高さは216m。昼過ぎに出かけても全く余裕です。
山の南側、県道12号三木国分寺線から入ります。
調べると、石鉄というのは石鎚のことらしい。つまり石鎚大権現。
萬燈寺の記録は西暦1700年代のものが新居家に残っているらしい。
地名の新居は、福家や新名と同じく大きな家の名字なのですね。

意外に人の歩いた跡のある登山道を上っていくと、
自動車が通れる幅の、舗装されていない道に合流します。
路肩に置かれたお地蔵さんたちに見守られながらの突き当たり、
小さな建物は、登山口に名前のあった薬師如来のお堂のようです。
脇には、岩壁に掘られた不動明王が赤々とした炎を背負って見下ろしています。
その右にあった階段は、後から考えると大きな岩面の下へ出る道。
私はお堂の先、赤く細い鳥居をくぐる道へ進みました。
木の幹に巻かれた赤いテープがないとわかりづらいけれど、
入ってみれば確かに人の歩いてできた道とわかります。
大仰な整備はされていないものの、里山らしい歩きやすい道です。
寒い時期の里山は、木の葉が落ちて見通しが良くて好きです。
国分寺の町を眼下に、向こう側には鷲ノ山、五色台からの蓮光寺山、城山、飯野山も。

どうやら道は山の南から西へ廻り込み、大きな岩面の下を抜けたようです。
ここが岩面の西の端か。
先へ進んでみると、先ほどの岩面の下へ向かった道と合流したようにも見える。
岩面の向こうには六ッ目山、堂山。ふもとに六ッ目山古墳、高松道。

ここからが難所。
隣の六ッ目山と同じ質の、ベースとなっている岩山がむき出しになります。
六ッ目山と違って木々がまばらなぶん荒々しさが勝ち、身が引き締まります。
改めて見ると、よくこんなとこ登ったものだ。

しかし、その「こんなとこ」に信仰の場を構築した痕跡を見、昔の人の凄さを思い知ります。
明らかに石垣ですよね。人力で積んだのか…。

回り込むようにして、石碑の奥、木々に囲まれた、小さな、しかし古い祠。
こころなしか、ここだけ緑が鮮やかなような。
石碑によれば、萬燈寺。
私でも感じるような、神聖な雰囲気に写真は自粛しました。

さらに西側へ回ると、八大竜王の祠。これも古い。

その先に、山頂の標示と三角点。
木の裏側、斜面を落ち込んだところにも石垣で築かれた何かが見えます。
おっと左手、先に道が見える。

六ッ目山と伽藍山、その北の狭箱山(はざこやま、万灯山とも)は"おにぎり山三兄弟"。
先に登った方々のブログによると、縦走できるが基本的に藪こぎとのことでした。
その後、私のようにブログを読んで登る人が多くなったのだろうか。
登る人が増えれば、道ができる。維持される。
行ってみたくてうずうずするが、予定していなかったので元の道を戻る。
岩肌は後ろ向きでないと下りられませんでした。
赤い鳥居から西へ向かう道を下りて行くと、寺の境内へ出ます。
鐘楼があって、それらしいけれども、建物がお堂の感じではなく、不思議です。
そのまま西へ下ると国分寺町の万灯地区。
ここには知る人ぞ知る萬燈珈琲店があります。

想像以上にかわいい。メニューも充実。
またモーニングに来よう。ランチにも来よう。

伽藍山は里山にしても低いし、ガイドブックにも載っていないような山です。
しかし人里に近いからこそ、昔の人の生活や信仰の痕跡がたくさん残っており、
それらに出会うのが里山歩きの醍醐味だなぁと改めて思いました。
次回は、今回歩かなかった岩面下ルートと、縦走ルートを歩いてみます。
2017年11月20日
堂山~六つ目山縦走2
堂山はこれまでにも何回も登っていますが、堂山には登山口がたくさんあります。
今回は国分寺町側から登って、六つ目山、伽藍山へ縦走する計画を立てました。
まずは国分寺町福家にある楠井の泉へ。
テレビ番組で観て、来たいと思っていた場所です。

小屋の中にはお地蔵さんが祭られています。
泉はお地蔵さんの見守る中、絶えず流れています。
飛び出たところのない、丸い真水を、水筒にいっぱいいただきました。
高速道路沿いに南下して、日抱神社へ。

神社裏から山へ入るように地図で見えたのでたまたま寄ったのですが、
思いがけず立派な御社と長い参道。
参道の碑には安政だの嘉永だのと、古い刻字がありました。
しっかり治められた歴史があるのですね。
堂山城なるものも過去にはあったとか。
向かって右側へ廻るとなんなく登山口の標示を発見しました。

登り口こそ荒れてか細い感じがあったものの、
最小限の整備なりに慎ましい登山道がありました。
振り返ると日抱神社、国分寺の町。

前日の雨にもかかわらず、地表の落ち葉は乾き気味。
そうそう、このふわふわ感を味わいたかったの。
と喜んで、行けど行けど続く道。
どうやら、長くてマイナーな登山道だったらしい。
数回の上り道下り道の後、堂山北嶺(304m)と六つ目山の間に出ました。

堂山南嶺(302m)と展望台は諦め、堂山北嶺から谷コースで六つ目山へ。

木々の間から、目指す六つ目山。
全行路とおして、冬でもそれほど見通しがきかない山です。
そして赤いテープがなければ迷ってしまいそうな登山道。
これでもかと下って行く途中、ふと気づきました。
風の音も人間界の音もしない、静かな場所へ出たことに。

ただ在る、自然。
まるで高松市内ではない、四国山地の只中にいるよう。
緑や黄の葉に陽が透けて輝いている景色、独り占め。
この日いちばん満足しきった場所でした。
六つ目山は、岩ごりごりの山です。
おにぎり山の直登はきつい!
木の幹や岩をつかみ、伝い、一気に登りきります。

見晴らしがいいとは言えませんが、いろいろ見えます。
北西には我が国分寺町、五色台、瀬戸内海、瀬戸大橋。
東には高松市内、屋島、五剣山、その他のおにぎり山たち。
南西には府中湖、象頭山、金刀比羅宮、西寄りに飯山。
香川県は、こぢんまりですね。
下りは高速道路口へ。高松西インター登山口とも呼ぶのか?
四国電力変電所からの登山道と途中分岐します。
ぽっかりとアスファルトの道路にでたものの、
伽藍山との間には高速道路と県道三木国分寺線。
はて、どこから渡ればいいのかと歩き出して気づくのです。
疲れて、お腹が空いていることに。
町寄りに歩き、行きたかったパティスリー カシュ・カシュへ駆け込み。
美味しい!ここは天国!

窓から見える伽藍山は綺麗に色づいて誘うのですが、
風はきつく、寒く、からだは重たくなる一方。
伽藍山はまたの機会にしましょう、としました。
あの岩肌にはぜひ触れたい。
萬燈寺と、萬燈珈琲店のピザも食べたい!
今回は国分寺町側から登って、六つ目山、伽藍山へ縦走する計画を立てました。
まずは国分寺町福家にある楠井の泉へ。
テレビ番組で観て、来たいと思っていた場所です。

小屋の中にはお地蔵さんが祭られています。
泉はお地蔵さんの見守る中、絶えず流れています。
飛び出たところのない、丸い真水を、水筒にいっぱいいただきました。
高速道路沿いに南下して、日抱神社へ。

神社裏から山へ入るように地図で見えたのでたまたま寄ったのですが、
思いがけず立派な御社と長い参道。
参道の碑には安政だの嘉永だのと、古い刻字がありました。
しっかり治められた歴史があるのですね。
堂山城なるものも過去にはあったとか。
向かって右側へ廻るとなんなく登山口の標示を発見しました。

登り口こそ荒れてか細い感じがあったものの、
最小限の整備なりに慎ましい登山道がありました。
振り返ると日抱神社、国分寺の町。

前日の雨にもかかわらず、地表の落ち葉は乾き気味。
そうそう、このふわふわ感を味わいたかったの。
と喜んで、行けど行けど続く道。
どうやら、長くてマイナーな登山道だったらしい。
数回の上り道下り道の後、堂山北嶺(304m)と六つ目山の間に出ました。

堂山南嶺(302m)と展望台は諦め、堂山北嶺から谷コースで六つ目山へ。

木々の間から、目指す六つ目山。
全行路とおして、冬でもそれほど見通しがきかない山です。
そして赤いテープがなければ迷ってしまいそうな登山道。
これでもかと下って行く途中、ふと気づきました。
風の音も人間界の音もしない、静かな場所へ出たことに。

ただ在る、自然。
まるで高松市内ではない、四国山地の只中にいるよう。
緑や黄の葉に陽が透けて輝いている景色、独り占め。
この日いちばん満足しきった場所でした。
六つ目山は、岩ごりごりの山です。
おにぎり山の直登はきつい!
木の幹や岩をつかみ、伝い、一気に登りきります。

見晴らしがいいとは言えませんが、いろいろ見えます。
北西には我が国分寺町、五色台、瀬戸内海、瀬戸大橋。
東には高松市内、屋島、五剣山、その他のおにぎり山たち。
南西には府中湖、象頭山、金刀比羅宮、西寄りに飯山。
香川県は、こぢんまりですね。
下りは高速道路口へ。高松西インター登山口とも呼ぶのか?
四国電力変電所からの登山道と途中分岐します。
ぽっかりとアスファルトの道路にでたものの、
伽藍山との間には高速道路と県道三木国分寺線。
はて、どこから渡ればいいのかと歩き出して気づくのです。
疲れて、お腹が空いていることに。
町寄りに歩き、行きたかったパティスリー カシュ・カシュへ駆け込み。
美味しい!ここは天国!

窓から見える伽藍山は綺麗に色づいて誘うのですが、
風はきつく、寒く、からだは重たくなる一方。
伽藍山はまたの機会にしましょう、としました。
あの岩肌にはぜひ触れたい。
萬燈寺と、萬燈珈琲店のピザも食べたい!
2017年04月11日
五色台 国分寺~坂出
四国霊場八十八ヵ所霊場の第八十番札所、国分寺。
第八十一番札所白峯寺はいわゆる五色台の上にあり、
登る急な道には「遍路ころがし」の名がついている。
その「遍路ころがし」の名と満開の桜に誘われ、登ってきました。
山のふもとには桜の木が集まり、見頃でした。

さすが遍路道、人がよく通るので歩きやすくなっています。
「遍路ころがし」は名に恥じず、ぐいぐいと高度を上げてきます。
段をつくってくれていなければころがっていたことでしょう。

登りきる手前、展望台で休憩。
桜の枝越しに国分寺が見渡せます。

県道を横切り、再び遍路道へ。

空気がひんやりとして、静かで、小川が横切ったりして、
まるで香川の里山ではないみたい。
ほぼ平坦なので、歩いて気持ちがいい。
倒木はほぼ放置なので、山を手入れされている感じではない。
けれど丁石や碑は大切にされている。
外国人お遍路さんも歩いていて、お遍路の廃れていないことを実感します。

白峯寺から崇徳上皇の御陵を巡り、下山。
こちらも長い石段。登りじゃなくてよかった。

登りの道の途中には石鎚神社。
下りの道には青海神社、春日神社と御社。
いずれが先か、そういうものの集まるパワースポットみたいでした。
桜の向こう、正面が御陵。憶えておきます。

もうひとつ、憶えておかなければならないこと。
白峯寺へは路線バスが通っておらず、バス停は山の下3km地点。
自家用車かタクシーでなければ、徒歩で行くしかない、便利とは言えない場所。
お遍路だから、それで良いといえば良いのかもしれないけれど、
もうちょっと、さぁ…。
第八十一番札所白峯寺はいわゆる五色台の上にあり、
登る急な道には「遍路ころがし」の名がついている。
その「遍路ころがし」の名と満開の桜に誘われ、登ってきました。
山のふもとには桜の木が集まり、見頃でした。

さすが遍路道、人がよく通るので歩きやすくなっています。
「遍路ころがし」は名に恥じず、ぐいぐいと高度を上げてきます。
段をつくってくれていなければころがっていたことでしょう。

登りきる手前、展望台で休憩。
桜の枝越しに国分寺が見渡せます。
県道を横切り、再び遍路道へ。

空気がひんやりとして、静かで、小川が横切ったりして、
まるで香川の里山ではないみたい。
ほぼ平坦なので、歩いて気持ちがいい。
倒木はほぼ放置なので、山を手入れされている感じではない。
けれど丁石や碑は大切にされている。
外国人お遍路さんも歩いていて、お遍路の廃れていないことを実感します。

白峯寺から崇徳上皇の御陵を巡り、下山。
こちらも長い石段。登りじゃなくてよかった。

登りの道の途中には石鎚神社。
下りの道には青海神社、春日神社と御社。
いずれが先か、そういうものの集まるパワースポットみたいでした。
桜の向こう、正面が御陵。憶えておきます。

もうひとつ、憶えておかなければならないこと。
白峯寺へは路線バスが通っておらず、バス停は山の下3km地点。
自家用車かタクシーでなければ、徒歩で行くしかない、便利とは言えない場所。
お遍路だから、それで良いといえば良いのかもしれないけれど、
もうちょっと、さぁ…。
2016年09月12日
鷲ノ山
引っ越したマンションから正面に見える山、鷲ノ山。
国分寺と坂出の境目にあたり、高さも手ごろなので、
きっと近所の人が散歩代わりに日々登っていると思い、トライしました。

四国八十八箇所霊場第八十二番札所根来寺の奥ノ院、鷲峰寺。

本堂の裏にはミニ四国八十八ヵ所霊場があり、
それぞれの札所の名の彫られたお地蔵様が配置された道になっています。
それを辿って登るらしい。

道も整備されていて楽勝、と思いきや。
!!!蜘蛛の巣だらけ!!!
下草を刈った様子があるし、明るい。
しかし木と木の間にはほとんどすべて、立派な蜘蛛の巣。と蜘蛛。
2歩ごとに立ち止まって巣を払わなければ進めない。。。

拾った枝を片手に、へっぴり腰の半泣きで進みます。
尾根に出てからは南へ。
眺望は悪く、風が抜けても蜘蛛の巣状況は変わらず。
西の坂出側に、府中湖や飯野山がちらっと見えます。

ピークが4つあるぶん、険しい起伏が続き、先が見通せない。
だから近所の人も来ないんだな。と勝手に納得。
同じ国分寺の西と東でも、堂山とはえらい差です。
我が家がかろうじて見える。
正面は北方向、五色台です。

いちばん南のピークが三角点。
よし、もう思い残すことはない。
帰りは早いですよ、蜘蛛の巣は自分で全部払ってますから。

鷲の羽根を広げた姿に似ていると言われる鷲ノ山、
頭の部分となるピークに白い旗が揚がっていました。
下山してから振り返っても見えないのですが、
行かなきゃわからない情報ということで。
里山に登るのに、9月は早かったと反省。
虫がおらず落葉した晩秋から冬が狙い目と胸に刻みました。
登ろうと検討されている皆さん、登るならぜっっったいに冬をお勧めします!
国分寺と坂出の境目にあたり、高さも手ごろなので、
きっと近所の人が散歩代わりに日々登っていると思い、トライしました。

四国八十八箇所霊場第八十二番札所根来寺の奥ノ院、鷲峰寺。

本堂の裏にはミニ四国八十八ヵ所霊場があり、
それぞれの札所の名の彫られたお地蔵様が配置された道になっています。
それを辿って登るらしい。

道も整備されていて楽勝、と思いきや。
!!!蜘蛛の巣だらけ!!!
下草を刈った様子があるし、明るい。
しかし木と木の間にはほとんどすべて、立派な蜘蛛の巣。と蜘蛛。
2歩ごとに立ち止まって巣を払わなければ進めない。。。

拾った枝を片手に、へっぴり腰の半泣きで進みます。
尾根に出てからは南へ。
眺望は悪く、風が抜けても蜘蛛の巣状況は変わらず。
西の坂出側に、府中湖や飯野山がちらっと見えます。

ピークが4つあるぶん、険しい起伏が続き、先が見通せない。
だから近所の人も来ないんだな。と勝手に納得。
同じ国分寺の西と東でも、堂山とはえらい差です。
我が家がかろうじて見える。
正面は北方向、五色台です。

いちばん南のピークが三角点。
よし、もう思い残すことはない。
帰りは早いですよ、蜘蛛の巣は自分で全部払ってますから。

鷲の羽根を広げた姿に似ていると言われる鷲ノ山、
頭の部分となるピークに白い旗が揚がっていました。
下山してから振り返っても見えないのですが、
行かなきゃわからない情報ということで。
里山に登るのに、9月は早かったと反省。
虫がおらず落葉した晩秋から冬が狙い目と胸に刻みました。
登ろうと検討されている皆さん、登るならぜっっったいに冬をお勧めします!
2015年10月07日
次郎笈、剣山(太郎笈)
行きたいけれど、山に辿り着くまでが私の運転能力を超えている。
それで延ばし延ばしになっていた剣山、ようやく行くことができました!
見ノ越から登山リフトで西島駅へ。
この辺りからちらほら紅葉しています。

まず右手に見える次郎笈へ。

稜線に出るとクマザサで視界が開けて気持ちがいい。
だけど足元はザレザレで、斜面はよく滑ります。
転ばないよう、足元ばかり見ていました。

次郎笈、持ってきたおにぎりを頂で食べました。
食べている間に登山者が途切れて、山頂も視界も独占。
なんて贅沢!!
さて、次郎笈から見る剣山。

一見なだらかで、たいして高低差を感じません。
こういうところはご機嫌に歩けるのだけど。

斜面にかかるとやっぱりザレザレ、一歩の高さが岩サイズでしんどい。
心拍がすぐにバクバクになって息が切れます。
体力不足と、空気中の酸素濃度のせいもあったかもしれません。
標高2000mレベルでは、酸素濃度は平野部の78%なのだとか。
剣山の山頂部は植生保護のため、ほとんど全面木製デッキになっていました。

西を望む。贅沢な眺め!!
平野に住んでいると、「平野の真ん中に山がある」程度にしか思わないけれど、
こうして見ると四国のほとんどは山地と山間地なのですね。
人間が出しゃばっているのはほんの一部なんだなぁ。

里山もいいけれど、高い山は達成感も感動もベツモノ。
まだまだあちこち、行って楽しめそうです。
それで延ばし延ばしになっていた剣山、ようやく行くことができました!
見ノ越から登山リフトで西島駅へ。
この辺りからちらほら紅葉しています。

まず右手に見える次郎笈へ。
稜線に出るとクマザサで視界が開けて気持ちがいい。
だけど足元はザレザレで、斜面はよく滑ります。
転ばないよう、足元ばかり見ていました。

次郎笈、持ってきたおにぎりを頂で食べました。
食べている間に登山者が途切れて、山頂も視界も独占。
なんて贅沢!!
さて、次郎笈から見る剣山。

一見なだらかで、たいして高低差を感じません。
こういうところはご機嫌に歩けるのだけど。

斜面にかかるとやっぱりザレザレ、一歩の高さが岩サイズでしんどい。
心拍がすぐにバクバクになって息が切れます。
体力不足と、空気中の酸素濃度のせいもあったかもしれません。
標高2000mレベルでは、酸素濃度は平野部の78%なのだとか。
剣山の山頂部は植生保護のため、ほとんど全面木製デッキになっていました。

西を望む。贅沢な眺め!!
平野に住んでいると、「平野の真ん中に山がある」程度にしか思わないけれど、
こうして見ると四国のほとんどは山地と山間地なのですね。
人間が出しゃばっているのはほんの一部なんだなぁ。
里山もいいけれど、高い山は達成感も感動もベツモノ。
まだまだあちこち、行って楽しめそうです。
2015年05月07日
屋島 北嶺・南嶺
高松市民なら、誰でもその形をそれと認める屋島。
四国八十八箇所霊場の第八十四番札所、屋島寺があるだけあって、
登山道は切れ間なく舗装されています。

既に初夏の陽気。
糸を伝って降りてくる虫を、借りた「布袋竹の杖」で払いながら進みます。
上がり切って山門、屋島寺に詣でて、そそくさと北嶺へ廻ります。
車で登ってきた人で、南嶺は賑わっていました。
東に見える五剣山、登り損ねたのははや一昨年のこと。。。
南嶺側から見る北嶺こそ初体験エリア。

北嶺へ渡る道すがら、見つけたトレイルに飛び込みました。
遊歩道を尻目に確認しながら尾根道を行きます。
これ、道です。

目印のない山に道が見える。
これは人間の目の持つ能力だといつも感動します。
ぽんとトレイルから飛び出すと、合流した遊歩道を行く人に三度見されました。
だってあるんだもの、道が。
北嶺をぐるり周る遊歩道沿いには魚見台があります。
歩く人は魚じゃなく、瀬戸内の海に見惚れるのでしょうね。

遊鶴亭まで出て、またも人の多さに辟易、Uターン。
遊歩道とは別に北嶺の真ん中を貫く道もあります。
舗装されていない道を歩く方が、脚も喜んでいるようで好きです。

視界が開けると、ツツジが満開の千間堂跡。

帰りはおとなしく遊歩道を歩いて南嶺へ戻り、東側を回って南端へ。
三角点がこの辺りにあるはず…。
探していると、遊歩道から小高い場所に大きなアンテナと広っぱが見えました。
ここになければ無理して藪に入るのはやめよう。
決めてよじ登ったところ、広っぱの隅、小道の先にありました!

ミッションコンプリート。
もう虫はたくさん。
次登るなら、大きくて涼しい山にします。
四国八十八箇所霊場の第八十四番札所、屋島寺があるだけあって、
登山道は切れ間なく舗装されています。

既に初夏の陽気。
糸を伝って降りてくる虫を、借りた「布袋竹の杖」で払いながら進みます。
上がり切って山門、屋島寺に詣でて、そそくさと北嶺へ廻ります。
車で登ってきた人で、南嶺は賑わっていました。
東に見える五剣山、登り損ねたのははや一昨年のこと。。。
南嶺側から見る北嶺こそ初体験エリア。

北嶺へ渡る道すがら、見つけたトレイルに飛び込みました。
遊歩道を尻目に確認しながら尾根道を行きます。
これ、道です。

目印のない山に道が見える。
これは人間の目の持つ能力だといつも感動します。
ぽんとトレイルから飛び出すと、合流した遊歩道を行く人に三度見されました。
だってあるんだもの、道が。
北嶺をぐるり周る遊歩道沿いには魚見台があります。
歩く人は魚じゃなく、瀬戸内の海に見惚れるのでしょうね。

遊鶴亭まで出て、またも人の多さに辟易、Uターン。
遊歩道とは別に北嶺の真ん中を貫く道もあります。
舗装されていない道を歩く方が、脚も喜んでいるようで好きです。

視界が開けると、ツツジが満開の千間堂跡。

帰りはおとなしく遊歩道を歩いて南嶺へ戻り、東側を回って南端へ。
三角点がこの辺りにあるはず…。
探していると、遊歩道から小高い場所に大きなアンテナと広っぱが見えました。
ここになければ無理して藪に入るのはやめよう。
決めてよじ登ったところ、広っぱの隅、小道の先にありました!

ミッションコンプリート。
もう虫はたくさん。
次登るなら、大きくて涼しい山にします。
2015年05月07日
石清尾山
前回の室山、稲荷山に連なる山。
お気に入りの猫塚から出発です。

舗装された車道がついているし住宅もたくさんあるのですが、
ハイク用の道はその裏を通っています。

木々のすぐ向うに人や公園が見えるのに、向こうは道の存在に気づいていない。
恒川光太郎の「風の古道」みたい。楽しい。
山頂には展望台がつくられていて、瀬戸内海が望めます。

すきま時間のミニハイク。
もう暑くて、いつの間にか肩に虫が乗ってたりして。
里山の季節は短いです。
お気に入りの猫塚から出発です。
舗装された車道がついているし住宅もたくさんあるのですが、
ハイク用の道はその裏を通っています。
木々のすぐ向うに人や公園が見えるのに、向こうは道の存在に気づいていない。
恒川光太郎の「風の古道」みたい。楽しい。
山頂には展望台がつくられていて、瀬戸内海が望めます。
すきま時間のミニハイク。
もう暑くて、いつの間にか肩に虫が乗ってたりして。
里山の季節は短いです。
2015年04月23日
綾歌三山、城山・猫山縦走ハイク
週末、雨上りの山を歩きに行ってきました。
綾歌森林公園多目的研修棟スタートで、城山と猫山に登って下りるコース。
新緑とツツジの季節です。

ただし遠景はモノトーン。


見晴らしの良い城山山頂からもこんな景色でした。

そのまま尾根道を縦走して猫山へ。

地元のNPOで企画されているハイキング。
勝手を知らない山、一人で行くには不安な山へ行くにはとても良いです。
城山、猫山、大高見峰の三山を歩くコースもあるのですが、
思い出したように歩く、ずぼらな私の足では、二山が精一杯かな。
ハイキングクラブに所属すればもっとたくさん行けそうだけど、
膝の痛まない下り方をマスターしなければならないのと、
写真を撮りながらゆっくり歩きたいのとがネックかな。
きれいなポイントだったのに、カメラの携帯じゃね。。。

綾歌森林公園多目的研修棟スタートで、城山と猫山に登って下りるコース。
新緑とツツジの季節です。

ただし遠景はモノトーン。


見晴らしの良い城山山頂からもこんな景色でした。

そのまま尾根道を縦走して猫山へ。

地元のNPOで企画されているハイキング。
勝手を知らない山、一人で行くには不安な山へ行くにはとても良いです。
城山、猫山、大高見峰の三山を歩くコースもあるのですが、
思い出したように歩く、ずぼらな私の足では、二山が精一杯かな。
ハイキングクラブに所属すればもっとたくさん行けそうだけど、
膝の痛まない下り方をマスターしなければならないのと、
写真を撮りながらゆっくり歩きたいのとがネックかな。
きれいなポイントだったのに、カメラの携帯じゃね。。。

2014年12月24日
室山、稲荷山、石船積石塚・姫塚・猫塚
久しぶりの山歩き。
栗林トンネルの脇に入口を見つけてから気になっていました。

街なかの山だけあって、作業用の枝道が多く迷いがちです。
なのに案内の札は少なく、看板と思えば「山火事注意」ばかり。
まったくハイカーに不親切な山ね。
まず室山。
木が周りに生えていて、冬でも眺望はあまりありません。
大きい岩は見えるものの、ここはなんということもない山頂。


しかし、道々現れる景色は異様でした。
このような石積みが尾根沿い至るところにあります。

いくら岩がちといってもこれは自然ではありえない。
人の作為が見えます。それも大きな力を持つ人の。
次に稲荷山。
これも石だらけ!!
このような景色の山頂は初めて見ました。
向かう五色台に挑むような、見晴るかすような。


そこらじゅうが古墳だらけの山なのです。
人気のない山の上には、つくらないものですよね。
人の集落が近いからこそ権力者が存在を示すために選んだんです、きっと。
靴擦れもあってここでやめるつもりが、俄然奮起。
西の石清尾山側へも足を延ばすことにしました。

鏡塚古墳、石船積石塚、小塚、姫塚、猫塚…。
行けど行けど、石の塚。
すごすぎる、古代人の権力誇示よ。



上手く撮れなくてただの荒地みたいですが、確かに人の積んだ痕跡。
その場に立つと圧倒されます。

ガラスの膝が悲鳴を上げはじめたので、今日はここまで。
次回は峰山公園に車を停めて、石清尾山とその周りの遺跡と、できれば浄願寺山へも。
その前にストック買いたいです。膝が弱い!
猫塚の名前の由来については、民話が残っていました。
山に生血を吸う怪猫が住んでいたのが、突然の噴火で死んだ。
猫のたたりを怖れて塚を建てた。
あの石のごろごろと石室を、昔の人は噴火の跡だと思っていたのですね。
それしか理由が思い浮かばなかったのでしょうね。
猫が共に埋葬されていた訳ではありませんでした。残念(笑)。
副葬品として鏡なども出たそう。見てみたいです。
栗林トンネルの脇に入口を見つけてから気になっていました。

街なかの山だけあって、作業用の枝道が多く迷いがちです。
なのに案内の札は少なく、看板と思えば「山火事注意」ばかり。
まったくハイカーに不親切な山ね。
まず室山。
木が周りに生えていて、冬でも眺望はあまりありません。
大きい岩は見えるものの、ここはなんということもない山頂。


しかし、道々現れる景色は異様でした。
このような石積みが尾根沿い至るところにあります。

いくら岩がちといってもこれは自然ではありえない。
人の作為が見えます。それも大きな力を持つ人の。
次に稲荷山。
これも石だらけ!!
このような景色の山頂は初めて見ました。
向かう五色台に挑むような、見晴るかすような。


そこらじゅうが古墳だらけの山なのです。
人気のない山の上には、つくらないものですよね。
人の集落が近いからこそ権力者が存在を示すために選んだんです、きっと。
靴擦れもあってここでやめるつもりが、俄然奮起。
西の石清尾山側へも足を延ばすことにしました。

鏡塚古墳、石船積石塚、小塚、姫塚、猫塚…。
行けど行けど、石の塚。
すごすぎる、古代人の権力誇示よ。



上手く撮れなくてただの荒地みたいですが、確かに人の積んだ痕跡。
その場に立つと圧倒されます。

ガラスの膝が悲鳴を上げはじめたので、今日はここまで。
次回は峰山公園に車を停めて、石清尾山とその周りの遺跡と、できれば浄願寺山へも。
その前にストック買いたいです。膝が弱い!
猫塚の名前の由来については、民話が残っていました。
山に生血を吸う怪猫が住んでいたのが、突然の噴火で死んだ。
猫のたたりを怖れて塚を建てた。
あの石のごろごろと石室を、昔の人は噴火の跡だと思っていたのですね。
それしか理由が思い浮かばなかったのでしょうね。
猫が共に埋葬されていた訳ではありませんでした。残念(笑)。
副葬品として鏡なども出たそう。見てみたいです。
2014年09月17日
塩塚峰
桂浜で太平洋を見て、ひろめ市場で呑んだ翌朝、
もうひとつなにかしたくて、宿で塩塚高原のパンフレットを見つけた。
小歩危から1時間程度で、展望台に行けそうだった。
運転が得意でない私には道中山道が苦痛だったけれど。
展望台駐車場の階段を上るとそこが展望台、すでにこんな景色。
あれが塩塚峰だろう。

こんな山は初めてだった。
ススキの草原が絶えず吹き上げの風になびいて、身を隠すところもない。
天空の草原を歩いている。
そんな感じ。

すぐそこに山頂が見える。
となると、どうしても行きたくなった。
帽子なし、手袋なし、ストックなし、シューズなし。
正しいハイキング装備の人の視線が痛いが、これは行かねば後悔する。
これ、道。
せめてもの長袖長ズボンでよかった。

抜けると、山、また山、360度ぐるりを囲まれていた。
ここは四国の真ん中だ。

振り返ると、駐車場に自分の車が見える。
これは、山に登ったと言ってはいけないのだろうな。

期せずして、四国塩塚峰、制覇しました。

もうひとつなにかしたくて、宿で塩塚高原のパンフレットを見つけた。
小歩危から1時間程度で、展望台に行けそうだった。
運転が得意でない私には道中山道が苦痛だったけれど。
展望台駐車場の階段を上るとそこが展望台、すでにこんな景色。
あれが塩塚峰だろう。
こんな山は初めてだった。
ススキの草原が絶えず吹き上げの風になびいて、身を隠すところもない。
天空の草原を歩いている。
そんな感じ。
すぐそこに山頂が見える。
となると、どうしても行きたくなった。
帽子なし、手袋なし、ストックなし、シューズなし。
正しいハイキング装備の人の視線が痛いが、これは行かねば後悔する。
これ、道。
せめてもの長袖長ズボンでよかった。
抜けると、山、また山、360度ぐるりを囲まれていた。
ここは四国の真ん中だ。
振り返ると、駐車場に自分の車が見える。
これは、山に登ったと言ってはいけないのだろうな。
期せずして、四国塩塚峰、制覇しました。

2013年11月18日
堂山-六つ目山縦走
実家からいちばん近い山が堂山と六つ目山です。
富士や浅間のように象徴的な形や存在感ではないけれど、
六つ目山のきれいなかたちが私は好きで、心の山です。
さて、堂山登山も3回目、今回はことでん岡本駅から岡本登山口へ。

里山の登山口ってわかりづらいのよね。
庭に水やりしていたおばちゃんに確認するまで、少々時間をロスしてしまった。
堂山の登山道は、四国電力が鉄塔を保全するための道が多いらしいです。
鉄塔を目印にするといいのかも。

堂山の展望台と302の間に出ました。
302を経由して三角点のある304、ここまでは前回と同じ。
今日はこのまま六つ目山へ縦走!するのです。

おしゃべりしながら堂山に登る中高年は多いけれど、六つ目山へ向かう人は少ない。
だから人間にはほとんど会わない。会ったらタヌキを見たくらいびっくりします。
そして道も、なぜそれが道とわかるのか我ながら不思議なような道が続きます。

そして六つ目山への登りが始まります。
尾根道のほうが高度差を節約できると思ったのに、どこカウントで1合目!?
立派な木札が、1、3、5、7、9…?
と思ったら2、4、6、8は下り道にありました。

そこからは、総じて直登直降の道のり。
岩や木の幹やロープやらを、手でつかんで支えないと進めない。
上へ登るほど、岩のごつごつが目立ちました。
遠目に見たおにぎり山の柔らかなラインからは想像できない様相でした。

達成感はあったけれど、六つ目山は眺めるもので登るものじゃないな。
ひとつまた制覇しました!ということで
富士や浅間のように象徴的な形や存在感ではないけれど、
六つ目山のきれいなかたちが私は好きで、心の山です。
さて、堂山登山も3回目、今回はことでん岡本駅から岡本登山口へ。

里山の登山口ってわかりづらいのよね。
庭に水やりしていたおばちゃんに確認するまで、少々時間をロスしてしまった。
堂山の登山道は、四国電力が鉄塔を保全するための道が多いらしいです。
鉄塔を目印にするといいのかも。

堂山の展望台と302の間に出ました。
302を経由して三角点のある304、ここまでは前回と同じ。
今日はこのまま六つ目山へ縦走!するのです。

おしゃべりしながら堂山に登る中高年は多いけれど、六つ目山へ向かう人は少ない。
だから人間にはほとんど会わない。会ったらタヌキを見たくらいびっくりします。
そして道も、なぜそれが道とわかるのか我ながら不思議なような道が続きます。

そして六つ目山への登りが始まります。
尾根道のほうが高度差を節約できると思ったのに、どこカウントで1合目!?
立派な木札が、1、3、5、7、9…?
と思ったら2、4、6、8は下り道にありました。

そこからは、総じて直登直降の道のり。
岩や木の幹やロープやらを、手でつかんで支えないと進めない。
上へ登るほど、岩のごつごつが目立ちました。
遠目に見たおにぎり山の柔らかなラインからは想像できない様相でした。

達成感はあったけれど、六つ目山は眺めるもので登るものじゃないな。
ひとつまた制覇しました!ということで

