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2023年08月01日

2023年7月の記録

登山アプリ「ヤマップ」の社長がオフィスに備えつけているという本棚を見た。
人の偉さは読んだ本の冊数で測れないけれど。
若い頃から読み漁り、歩き、社会貢献の方法を考えてきたという言葉の裏打ち。
それだけの智を求めた足跡には違いない。

<今月のデータ>
購入16冊、購入費用14,890円。
読了18冊。
積読本329冊(うちKindle本161冊、Honto本3冊)。


ブック

海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること感想
『本来、海にすんでいる哺乳類たちが、なぜ自ら海岸に打ち上がり、そして死んでしまうのか、その原因をただただ知りたいと思った』。クジラやイルカが陸に乗り上げて死ぬこと=ストランディングの報せを受けて全国を飛び回り、解剖調査や標本回収を重ねるお仕事。陸に乗り上げてしまうと、浮力が効かず、動けず、自重で自らの内臓を損傷して死ぬという事実に驚いた。それから、彼らの大きさ・重さね。そうか、重機で皮を引っ張らないとお腹の中を見ることができないのか。運ぶにも、埋めるにも、重機。泳いでいる彼らの美しさとのギャップが激しい。
読了日:07月30日 著者:田島 木綿子 ファイル

いのちのうちがわB面いのちのうちがわB面感想
写真詩集。そうですか、詩がお好きでしたか。服部文祥の文章から丁寧や体裁という余分をそぎ落としたらこうなるのか、と唸った。余計な物を持たずに自分の身体だけで山野を進めば、思考もそぎ落とされるはずで、服部文祥は命を撃つたび、そぎ落とされた言葉でぐるぐる考えるのだろう。『だが銃弾が獲物を破壊し止め刺しで頸動脈を開き 命が絶えるまでの情景や感覚に「善」に分類されるものは何ひとつ見い出すことができない』。撃ち、喰い、考え込み、進む。ちょっと家族の前で読むのがはばかられる。だって写真が死骸とか内臓とかなんだもん。
石川氏と芸術祭に参加したときの、北海道の山旅。『他人の金でこんな旅して意味があるのかという思いも根底にはあるんだけど、アートや芸術祭が、この乞食みたいな山旅を表現として認めてサポートするっていうのは面白い』。
読了日:07月30日 著者:服部 文祥

世界を売った男 (文春文庫)世界を売った男 (文春文庫)感想
もう自分は現代ミステリをミステリとして楽しむことができなくなったのかと思っていた。でなければ、なぜ楽しんでいる自分が意外なのか。複層的な謎と、自信たっぷりに真相を決めつける人物たちのおかげで、事態は混沌を深める。PTSDやら記憶障害やらの説明口調がまどろっこしいが、それにしたってタイムトラベルかドッペルゲンガーかと、様々な可能性を当てはめてみる。鍵となる人物が現れてからはするするほどけて、そうか、第二回島田荘司推理小説賞か! 邦題も洒落てる。原題は「遺忘・刑警」。翻訳アプリによると「忘れる・刑事警察」…?
読了日:07月29日 著者:陳 浩基 ファイル

日本列島回復論 : この国で生き続けるために (新潮選書)日本列島回復論 : この国で生き続けるために (新潮選書)感想
未来の日本人の回帰地点はどこにあるのだろう。日本人の未来という漠としたものを考えるのも飽きてきたが、確かなのは、減る一方の日本人が中央/地方の都市だけに集まって暮らすことが現実的でないことだ。国土やインフラを維持するためには辺境で山林の手入れをする人が必要で、辺境に生活する人がいれば交通網と通信網を含めたある程度のインフラは整備し続ける必要がある。金は無い。「ぽつんと一軒家」ではないが、傷みが進まないよう、ある程度自分たちで維持する努力は必要だろう。社会は自分の事だけをすればよいのではなくなっていくのだ。
読了日:07月29日 著者:井上 岳一 ファイル

未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)感想
日本の人口は減りすぎてしまうことが確定した。それは節操と想像力の無い政財界による当然の帰結ながら、なんでも値段が安くなることを歓迎した私たちも同罪である。甘い汁を吸ったジジイどもは逃げ切るつもりのようだが、私たち以降の世代は逃げられない。自分の老後をなんとかするための備えをと繰り返し考える。焦りつつ、年寄りが増えると街がスローダウンするというのは、悪くないとも思う。労働生産性が下がるというなら、一億(弱)総貧乏、皆がそこそこ貧乏になってのんびり暮らそう。曜日や時間限定で開く商店街って発想はなかなか好いな。
2018年の刊行。当時から既に変化は進んでいるので、読みながら現実でも似たような体感があって違和感がない。例えば外食は空席があるのに待たされ、親と同世代のような男性に配膳される。コンビニのガラス窓には年中求人告知が貼ってある。営業時間内のはずなのに閉まっているチェーン店にも慣れた。これからはもっともっと人が足りなくなる。そのときに、過剰なサービス業やブルシットジョブではなく、人が生きてゆくのにほんとうに必要な仕事に、労働力を集めることができる知恵を持ち合わせていることを、ささやかに願う。
読了日:07月27日 著者:河合 雅司 ファイル

よるねこ (集英社文庫)よるねこ (集英社文庫)感想
姫野カオルコのホラー短編集。9篇てんでばらばらな、名づけようのない、あやかし。まさかね、と不安を誤魔化したがっているうちにがっつり顎に咥えこまれて動けない怖さもさながら、姫野カオルコ独特の文章に意地悪だなあとにやにやしてしまう。登場人物との絶妙な距離感、反復からの突き放しとか。その人物を描き、行為をディスっているようで、物語のゆくえを見守っているこちら側をも弄っているような共犯感とか。姫野カオルコの文章はホラーと相性が良いのかもしれん。『他人より自分がいちばん怖ろしいと申しますから……』。
読了日:07月27日 著者:姫野 カオルコ ファイル

ヘンな科学 “イグノーベル賞" 研究40講ヘンな科学 “イグノーベル賞" 研究40講感想
イグノーベル賞の受賞研究には発見編と問題解決編がある。その突拍子の無さと本人の真剣さの落差に、確かに笑えるんだけど、笑わせたくて研究の労を取ったわけでは当然なく、目的がある。感動したのは「ジェットコースターで尿路結石が通る」。ビッグサンダーマウンテン指定。ポイントは適度なスピード、細かい横振動、逆さま走行無し、石は6mm以下。で、なかなかの確率。私は結石を持っていないけど、読んだ瞬間に「人類の星の時間」ばりにきらめいて感じられた。AIが持たない好奇心、問題解決への希求、偶然への畏敬の念のなんと尊いことよ。
読了日:07月23日 著者:五十嵐 杏南 ファイル

〈効果的な利他主義〉宣言! ――慈善活動への科学的アプローチ〈効果的な利他主義〉宣言! ――慈善活動への科学的アプローチ感想
世界をより良くするために、個々人は慈善活動の費用対効果の向上と公平性を求めるべきとする主旨。つまり富裕国よりも貧困国に寄付するほうが、また医者になるより稼いで寄付するほうがより多くの人を救えると説く。対照的な考え方は、身近または関心があるから援助する行為。それではだめですか?とあえて自分の中に問い立てして読んだ。結論から言うと、最終的にはその人の信条次第だ。しかし、その対象プログラムが実際に効果があるか、問題解決に貢献できるかを客観的に見定める姿勢は必要。評価団体が日本には無いので、見極めが難しいけれど。
エシカル商品やフェアトレード製品購入が搾取や貧困の撲滅に本当に貢献するか。著者は否定的だ。私は肯定派だが、フェアトレード認証を取得できるのは最貧困国ではない、また代金が労働従事者本人に届く証拠は無いとの指摘に反論できない。さらに、雑な考察ながら、家族のいない日本で技能実習生として月収10万円で暮らすのと、貧困国であっても母国の、設備の整った職場で年収10万円で暮らすのを比較して、日本産製品選択がすなわち是とも言いきれない。割増の対価を払うのなら正当性を自分自身で見極める、さもなくば逆効果もあり得るのだ。
『ファットテール分布は直感に反する』。1ドルの価値や所得の不均衡、格差などをグラフで見ると歪さに気づく。公正な数値化と比較はやっぱり大事だ。援助活動もファットテール分布を描く。つまりずば抜けて有効な援助だけに注力すれば絶大な効果を得られるのだが、機能するプログラムとそうでないプログラムを見極めるのは難しく、同時に効果的なプログラムの多くはきわめて効果的だという理由ですでに十分な資金提供を受けているのであり、ほんなんどないせえっちゅうねん。とぼやきたくはなる。これも"見極めが大事"案件。
読了日:07月20日 著者:ウィリアム・マッカスキル ファイル

四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼感想
遍路道と被差別部落の分布が重なる点に着目した著者は四国を歩き始めた。遍路は重たいものを抱えた者、行き場のない者、逃げる者を受け止める。『遍路に出る人はみな何かあるから遍路をする』。そして遍路は、巡り続けることができるのだ。著者は遍路だけで暮らす草遍路に惹かれ、追い始める。それぞれの事情で、歩き続けることによって生きる人生を選ぶ人たち。やっぱり遍路には形式でない、深いなにかがある。山頭火や西行に比べ、現世生身の人間はどうしたって生臭さ金臭さが先に立つが、巡り続けるうちに至る境地は彼らに近づくのだと思った。
遍路つながり。こちらも香川県は手薄に終わるかと思いきや、福田村事件が大きく扱われている。しかしこの事件は最近出た新刊で深く読みたいので、軽く流す。宮本常一翁は書いた。『四国というところは、明治の終わりごろまではそういう遍路や乞食にみちみちたところであった』。たくさんの脱藩者を出した土佐がお遍路に厳しかったり、逆に道後の温泉はお遍路に料金を優遇したり、お遍路に多かったハンセン病者が大島青松園のような療養所に強制収容されたり、途切れなく続く歴史と文化の中に生きているんだなあと感じるところが多かった。
読了日:07月19日 著者:上原 善広 ファイル

作家の秘められた人生 (集英社文庫)作家の秘められた人生 (集英社文庫)感想
フランスでの話題作ということだ。作家が作品を書くという行為について、少々ややこしい構造になったミステリ。作家になりたい。書きたい。だからといってなぜ尊敬する作家が隠遁している邸宅に忍び込んで、暴露本を書こうなんて動機が成立するのか。納得がいかない成り行きを保留にしながら探索は進み、達した結末は、それなりのものだった。世間離れした小さな離島の中だけで展開した事件は、20世紀末のバルカン半島の動乱へと広がりを見せる。その掘り進めていく感じが、この作家の持ち味か。物語の中に、幼い魂だけがきらめく。
読了日:07月17日 著者:ギヨーム・ミュッソ

お遍路 (中公文庫)お遍路 (中公文庫)感想
大正7年、うら若い女性が九州から単身歩き遍路に出る。現代でもよほどの決断だが、当時はもっと有り得ない行動と推測される。途中で会った見知らぬおじいさんと同行する。九州から船で八幡浜へ渡った人は、そこから巡礼を始めると知った。そして順打ちより逆打ちのほうが道が大変で、修行のためあえてそちらを選ぶことも。この記録は結願後、自らの記録と文献資料を併せて時系列に記述する形式。阿波や土佐、伊予に比べ讃岐の記述は薄い。高知から歩き始めたので、讃岐が無心になる頃合いなのか、それとも何も特筆すべきことが無かったのか。
目や足が不自由な人も遍路を巡った。むしろそのような困難を背負った人こそ遍路へ向かった。五体満足でも転がりそうな我らが国分寺の"遍路コロガシ"を皆上り下りしたそうだ。お互い助け合ってではあろうが、なんとも厳しい。善根宿、遍路宿、乞食宿、通夜、野宿。お接待は期待しないからありがたいのであって、迷惑がる人も多かったろう。この時代、国家権力による迫害も激しかったようだ。『幾ら身分はあっても遍路は遍路じゃないか。こら娘、その爺さんによく言ってきかせろ、分ったか。罪は成り立つのじゃが、特別をもって許しとくけに』。
読了日:07月16日 著者:高群 逸枝 ファイル

こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ (NHK趣味どきっ!)こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ (NHK趣味どきっ!)感想
一箱古本市で、よその出店者さんに教えてもらって購入。前にも番組になっていたのだ。新しいほうの、立派な本棚に圧倒された後では確かに物足りない部分はある。収穫は橋本麻里さん。『全部を読破するのは不可能です。それでも本を所蔵し、棚に並べることには大きな意義があります』。橋本家ほどの本は収集できなくても、『本の向こうに広がる世界への入り口』はつくれると思う。前にもどこかに書いたけれど、読まなくても、背中を眺めているうちに得るものがある。橋本さんはそれを自分用の知識のマップと言う。本の処分も、よく吟味しなくては。
読了日:07月15日 著者:平松 洋子,矢部 太郎,渡辺 満里奈,祖父江 慎,橋本 麻里,穗村 弘,飛田 和緒,坂本 美雨,和氣 正幸,菊池 亜希子

めんどくさいロシア人から日本人へめんどくさいロシア人から日本人へ感想
6歳からずっと日本で暮らしてればそりゃ日本人でしょ。ソ連時代の人々の暮らしの様子がなんでもカネカネでなかった頃の日本と似ていると気づいたり、帰化の条件に「日本国・日本政府・日本国憲法に反する思想を持っていた過去がないこと」という項目があると知ったり、いろいろ興味深い。「お付き合いする先のゴールがない」から恋愛に積極的になれないって言うのには、反射的にもったいないと思ってしまった。家族や子供を持つ未来は誰もが描けたほうがいいのにな。遺伝子的にどん詰まりなのは私も同じだし。それでもできれば楽しげなのがいいよ。
読了日:07月14日 著者:小原ブラス ファイル

「その他の外国文学」の翻訳者「その他の外国文学」の翻訳者感想
メジャーに扱われない言語で書かれた小説の翻訳者さんを取材した形式。おすすめ本や店頭など、どこかしらで私のアンテナにもかかっているようで、本棚や積読にちらほら見受けるのに気づいて驚いた。若い頃は海外小説ならアメリカと思い込んでいた節があり、またそれ以外は目に入らなかったのだが、最近は新潮クレストや白水社のような大手から小さな出版社まで、実は多く出版されていて有難いことだ。思うに、英語に代表される強者の言語フィルターを通さずに、原語から日本語で読めることは、贅沢でもあり、世界を見る目を養う肝要さを持っている。
読了日:07月10日 著者:

本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること (ちくま文庫)本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること (ちくま文庫)感想
沖縄は古来、覇権争いの要衝として望まずして権力争いに巻き込まれてきた。基地問題は今の沖縄にとって最たるもの、 アメリカと日本政府の動向は、知るも何も、生活を直接に左右する。敗戦以降、外務省や防衛省はアメリカの意に沿うことを最優先してきた。頻繁に開かれる在日米軍高官との機密会合、政治家は総理になって初めてその鉄の掟と密約を知らされ、背けない。主権国家として有り得ない、日本国民の意思がまるで通用しない領域。この歪みが本土にいるとなんでこんなに見えなくなるのか。「小指の痛み」はいずれ、全身の痛みになるのだろう。
東京南麻布の「ニュー山王ホテル」はアメリカ海軍の管轄下にある。ホテルとして泊まれるが、その実はニューサンノー米軍センター、一般日本人単独では泊まれない。観光協会のサイトでも「米国軍関係者向けの宿泊施設、保養所、社交場」とある。上記「日米地位協定各条に関する日米合同委員会」が開かれる場所でもある。当然治外法権。こういう事実にいちいち衝撃を受けているようでは、激甘の世間知らずなのだと、いったんは思うのに、自分の生活に実害が無いとすぐに忘れる。戦争に巻き込まれる羽目になって初めて、身に沁みるのだろう。
読了日:07月09日 著者:矢部 宏治

ロビンソン・クルーソーを探して (新潮文庫)
ロビンソン・クルーソーを探して (新潮文庫)感想
デフォーの創作であるロビンソン・クルーソーのモデルであるところの船乗り、セルカークは確かにその島で生きていた。1721年に死去したセルカークの足跡は途切れがちでもちゃんと残っている。すり減りきったナイフとラストの大発見が読みどころではあるが、手がかりを追う探求の旅は、シーナさんや高野さんと違ってひたすら真面目な文章なので、少々退屈気味だった。クルーソーもセルカークも、見晴らしは良いが周りから見えにくい場所に住処を建てて、さらに木を植えた。ということは、デフォーはセルカークに直接会ったのだろうか?
読了日:07月08日 著者:高橋 大輔

秘書綺譚―ブラックウッド幻想怪奇傑作集 (光文社古典新訳文庫)秘書綺譚―ブラックウッド幻想怪奇傑作集 (光文社古典新訳文庫)感想
暗い夜の、人気のない家で、男が怪異に呑まれる。なにもそんなとこに行かなくてもいいのに、頼りがいがあるような無いようなMr.ショートハウスと共に乗り込んでもこちらはまったく安心できないという不思議な設定。その怪異はその人の咎ではなく、過去や他の住人や、つまり外部に由来するのが特徴である。勧善懲悪やら因果応報やら考えずに読めて楽しい。表題をひとつの山場に、その後はがらりと趣向が変わる。イギリスはヒースの野原、アメリカは荒野など、世界は常識ばかりでできてないと言いたげな自由な感じが良い。
読了日:07月07日 著者:アルジャーノン ブラックウッド ファイル

こどもの一生 (集英社文庫)こどもの一生 (集英社文庫)感想
らもさんの本で読んでいないものも残りわずか、と読み惜しんでいた小説。しかし読みながら、私は何を愛おしんでらもさんの本を読むのかが思い出せなくなってきてしまった。というわけで、いちばん心を動かされたのはあとがきである。これはらもさんが書いた脚本の舞台のノベライズだったのだ。笑う態勢万全で来る観客に、恐怖を。その思惑が成ったらもさんは劇場後部でほくそ笑んでいる。この物語は舞台に映える。その視覚を振り切って言葉で構築し直すのは難しかったと思う。失明したりしながらあえて小説として世に出したらもさんの姿を私は愛す。
読了日:07月03日 著者:中島 らも ファイル


注:ファイルは電子書籍で読んだ本。



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