2012年03月07日
猫の災害対策
思うところあって、猫のキャリーケースを猫居住区内に設置しました。

かくれんぼ&鬼ごっこに使用すると想定されるので、床の傷対策もしないと(笑)。
いままでは、病院の行き帰り以外は届かないところにしまっていたものです。
猫の身近に置いて、緊急時に入る抵抗をなくさせようという作戦です。
呼んだらキャリーケースに入る訓練も始めます。
今のところ、病院に連れて行かれると思うのか近寄りません。。。
思い立ったきっかけはふたつ。
高松市動物愛護推進員の災害に関する研修会に参加しました。
県の動物愛護担当の方が口を揃えて言うのが「同行避難」。
人間が避難するときに、必ず連れて行くということです。
では避難所でペットと一緒にいられるのか?
それは望んではいけないように感じました。
私のように3匹もいれば、家にいられないなら車内生活になるでしょう。
キャリーケースと、自動車内に慣らすことが、緊急時を少しでも楽にします。
他にも行動に移したい対策があるので、それは後日書きます。
「見捨てられた命を救え!―3・11アニマルレスキューの記録」を読みました。


東北やシェルターへ救援活動に行かれた知人から、現実に見た話もお聞きしました。
猫の身を、自分の腕で守るという覚悟。
甘ちょろい覚悟なんぞ役に立つかと言われても、ないよりマシだと、思うのです。

かくれんぼ&鬼ごっこに使用すると想定されるので、床の傷対策もしないと(笑)。
いままでは、病院の行き帰り以外は届かないところにしまっていたものです。
猫の身近に置いて、緊急時に入る抵抗をなくさせようという作戦です。
呼んだらキャリーケースに入る訓練も始めます。
今のところ、病院に連れて行かれると思うのか近寄りません。。。
思い立ったきっかけはふたつ。

県の動物愛護担当の方が口を揃えて言うのが「同行避難」。
人間が避難するときに、必ず連れて行くということです。
では避難所でペットと一緒にいられるのか?
それは望んではいけないように感じました。
私のように3匹もいれば、家にいられないなら車内生活になるでしょう。
キャリーケースと、自動車内に慣らすことが、緊急時を少しでも楽にします。
他にも行動に移したい対策があるので、それは後日書きます。

無人になった原発警戒区域内で、動物の救出を続ける星さん一家の活動記録。どこまで侵入したか、なにを見たか、なにをしたかが写真とともに綴られている。公的機関は「餓死により」と短く言うが、写真で見る餓死体は想像を軽く超え、実際に見る衝撃は死臭と相まり私には計り知れない。まず失われた命に涙と懺悔と祈りを。
なにが正義か。なにが真実か。星さんはバリケードを乗り越えて現地を目で確かめ、警察の目をかいくぐって動物たちを生き延びさせることを正義とした。ただし、元々野生の動物は含まない。悲惨なのは、人間の管理下で生きてきたにもかかわらず柵に閉ざされたまま、鎖に繋がれたまま放置された家畜とペットだからだ。そして放されても無人の家で家主を待ち続けるペットだからだ。この本を受けて私はなにを正義とするのか。星さんの報告と公的機関の発表には数字にも状況にも落差がある。
災害で亡くなった人がいるように、災害で死んだペットや家畜がいる。それは理解できる。心から悼みたい。やりきれないのは強制避難となった地域において、自らつなぎ閉じ込めた牛や犬やを放さずに避難してそのまま死ぬのを黙認したこと、それでも野生で生き抜き繁殖し、命を繋ごうとする彼らを厄介な問題扱いすることだ。そう、彼らは今も喰えるものを喰って生きている。 私は殺処分でなく、命を全うさせてやりたい。動物に咎なく、全て人間のしでかしたことの帰結だからだ。
人間の救済すらままならぬのに、動物のことを言うのかと責める空気は、災害発生当時ほどではないがやはりある。その中で、敢えて声を上げねば誰が彼らを救うのか。その意味で、この本は意義あると言える。
東北やシェルターへ救援活動に行かれた知人から、現実に見た話もお聞きしました。
猫の身を、自分の腕で守るという覚悟。
甘ちょろい覚悟なんぞ役に立つかと言われても、ないよりマシだと、思うのです。
Posted by nekoneko at 23:38│Comments(0)
│猫!&猫カツ!