2011年07月25日
小豆島で太鼓

『ARTSETOUCHI~夏の段~』で"こえび"してきました。
小豆島の中山農村歌舞伎舞台、鬼太鼓座さんのお手伝いです。
中山農村歌舞伎舞台は鳥居の内側、お社と向かい合って建っている。
宗教と娯楽、と対比させてしまうとちょっと違う。
どちらも日常の一部であって、少し特別寄りなもの。
ハレのもの。
人の集まる場所、人とのつながりの拠所。
集落の人々の、ウチのもの。
それを私は、ソトの者として手伝いさせてもらった。
そんな感触。
公演前には、地元の人向けのワークショップが開かれた。
羨ましいな。。。

さて、太鼓

大太鼓の音が否応なく腹に響いて、身体を侵食される感覚が好き。
あるいは私が身の内に隠しているものが音に呼応するのかもしれぬ。
突き詰めたい。もっと聴きたーい!
音は境内の木々の葉をも震わせ、晴天に抜けてゆく。
なんと贅沢な、神聖な瞬間。
鬼太鼓座さんの自らに厳しい姿勢から生まれる音は無駄がない。
その公演の手伝いをできるなんて、嬉しかったなぁ。
交通整理係の私を見覚えてお客さんが声を掛けてくれたのも嬉しかった。
張り切って重いものを運んだせいで、今日は心地よく気だるいです。
Posted by nekoneko at 18:25│Comments(0)
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