2017年01月06日
2016年の読書総括

2016年、読んだ本の冊数は123冊。
購入費用89,176円。
積読は現在94冊(うちKindle本18冊)。
結婚したら今までのようには読めないぞ、と覚悟していたところ、
夫の試験勉強中や旅行中の機内で、案外読めてしまった年。
それを特別と考えれば、今年の目標は100冊が妥当か。

読み終えてひと息つくそのときに圧倒される本、というのはある。
それは私にとって印象に残る凄い本なのだけれど、
数年も経って後から、自分に大きな痕跡を残したことに気づく本もある。
そういう本も、私にとって大切な本だ。
だから、読書管理サイトでの☆評価は難しい。
2016年は、日本のこと、世界のことを知りたい気持ちが前面に出た選本だった。
学生時代に苦痛だった世界史が今これほど興味深いこととか、
戦争を体験した人たちの生の声を今聞いておかなければとか、
古典と呼ばれる作家の作品が底抜けに面白いこととか、
ようやく私は自分が人生の成熟期にいると感じられるようになった。
私にも、バトンを次世代に渡す役割があるみたいだ。
2017年も良い本に出会えますように。

2016年のトップ5


ウィリアム・サマセットモーム

出口治明

―<効果的な利他主義>のすすめ ピーター・シンガー

内田樹,姜尚中
Posted by nekoneko at 10:03│Comments(0)
│読書