2011年03月10日
「トラや」(南木佳士)
自らを俯瞰したような静かな文章。
間違いなく精一杯なそのときどきを経て振り返ってみれば、
病も老いも死も、あるがままに去っていく。
『本当の決断とは状況判断することではなく、
状況そのものを引き受けることなのだ』
たとえ、おろおろとでも。
医者である著者の、人生観の色濃い1冊でした。



装丁がきれい。
装丁と、レイアウトと、文章が似合っている。
部屋の本棚の表側に並べた。
贅沢。
こういうことは、電子書籍ではできない。
こういう本は、1冊の本として買いたい。
間違いなく精一杯なそのときどきを経て振り返ってみれば、
病も老いも死も、あるがままに去っていく。
『本当の決断とは状況判断することではなく、
状況そのものを引き受けることなのだ』
たとえ、おろおろとでも。
医者である著者の、人生観の色濃い1冊でした。



装丁がきれい。
装丁と、レイアウトと、文章が似合っている。
部屋の本棚の表側に並べた。
贅沢。
こういうことは、電子書籍ではできない。
こういう本は、1冊の本として買いたい。
Posted by nekoneko at 13:17│Comments(0)
│読書