2015年01月13日
犬・猫の引取り及び処分数の分析(香川県・平成25年度)
環境省では統計資料として、全国自治体の年間データを公表しています。
先日、平成25年度分が公表になりましたので、去年度に引きつづき分析してみました。
以下、使用したデータは全て平成21~25年分として環境省が公表したものです。
香川県合計として、香川県と高松市の合計数を使用しました。
全国平均として、公表されている全国自治体合計を47で割った数値を使用しました。
年推移(香川県)
犬と猫の合計での、平成21年度からの推移です。

横ばい。
特筆するべき点は、譲渡が増えていること。
香川県・高松市では譲渡ボランティア制度が発足しました。
保健所の職員さんや譲渡ボランティアの皆さんのがんばりがこの数字ではないでしょうか。
ただし、譲渡ボランティアに譲渡された時点で「譲渡」カウントされていると思われます。
それ以外、なにか香川県・高松市の政策が功を奏したとは残念ながら言えません。
もちろん私たち推進員も。
返還・譲渡・殺処分の比較(平成25年度)
引き取られた犬・猫のその後をグラフにしました。

合計

全国平均に比べて犬の収容数が多く、猫の収容数が少ないのは香川県の傾向です。
全国では返還・譲渡が変わらないままで殺処分が去年比20%減になりましたので、
香川県の横ばいとの比較では、犬では差がますます開き、猫でも逆転寸前です。
殺処分率は全国での72.8%に対して香川県94.5%。
そして返還数、譲渡数ともに、少ない。
引取りの比較(平成25年度)
保健所に引取られた犬・猫の数及び、所有者の有無、成犬猫/幼齢でグラフにしました。
「幼齢」とは離乳前の犬・猫を指します。
ただし、香川県は幼齢個体を幼齢とカウントしていませんのでその点は参考になりません。

香川県では所有者不明の犬や猫の引取りがほとんどです。
近県(四国)・全国平均との比較(平成25年度)

(クリックで拡大します)
全国的に引取りと殺処分が減っている中、徳島県と高知県の殺処分減が目立ちます。
ただ引取りしないこと、殺処分しないことが全面的に良い結果を生むとは限りませんが、
何らかの施策をしたなら、数値結果に現れることを示しています。
焦りましょうよ、香川県。

香川県を含め、四国は気候が良い。
そのことが、捨てられた、または迷子の犬や猫が生き延びる要因となっています。
さらに、可哀想というだけで無責任に餌をやる人間がいるために、野良の仔がふえる。
香川県で保健所に収容される犬猫のほとんどは野良犬・野良猫とその仔です。
ある程度育った野良は人間への警戒心が強く、ペットとしての譲渡にむかない。
ほとんど殺処分になる悪循環が現状です。
ペットを捨てないこと、野良への無責任な餌やりをしないこと。
飼い主のいない動物を増やすだけの人は、動物好きとは呼べません。
餌をやるなら、責任をもって連れて帰って飼う。
できないなら餌はやらない。
これは根気よく広げていかなくてはいけない「常識」です。
そして同様に、責任を持てないなら、増やさないこと。
不妊手術は可哀想。産ませてやりたい。
その気持ちはわかります。
でも、産まれた仔すべてに責任を持てますか?
もし新しく犬や猫を飼いたいなら保健所から譲り受ける方法があります。
このことは、もっと知ってもらえるよう広報していかなければなりません。
犬や猫を飼うには、環境が整っていなければなりません。
ひょっとしたら、寿命は20年にもなるかもしれません。
ペットの居場所、面倒を見る人、毎年のワクチン、病気や怪我の治療費…。
ひとつでも無理だと思ったら、飼わないことも優しさです。
こういったことを、浸透させていくための取り組み。
取り組めば、必ず数字に表れる。
殺処分、早く減らしていきましょうよ。

データの取扱いについて誤りがあればご指摘ください。
正確な数値が必要な方はコメントにてお知らせください。
先日、平成25年度分が公表になりましたので、去年度に引きつづき分析してみました。
以下、使用したデータは全て平成21~25年分として環境省が公表したものです。
香川県合計として、香川県と高松市の合計数を使用しました。
全国平均として、公表されている全国自治体合計を47で割った数値を使用しました。

犬と猫の合計での、平成21年度からの推移です。

横ばい。
特筆するべき点は、譲渡が増えていること。
香川県・高松市では譲渡ボランティア制度が発足しました。
保健所の職員さんや譲渡ボランティアの皆さんのがんばりがこの数字ではないでしょうか。
ただし、譲渡ボランティアに譲渡された時点で「譲渡」カウントされていると思われます。
それ以外、なにか香川県・高松市の政策が功を奏したとは残念ながら言えません。
もちろん私たち推進員も。

引き取られた犬・猫のその後をグラフにしました。

合計


全国平均に比べて犬の収容数が多く、猫の収容数が少ないのは香川県の傾向です。
全国では返還・譲渡が変わらないままで殺処分が去年比20%減になりましたので、
香川県の横ばいとの比較では、犬では差がますます開き、猫でも逆転寸前です。
殺処分率は全国での72.8%に対して香川県94.5%。
そして返還数、譲渡数ともに、少ない。

保健所に引取られた犬・猫の数及び、所有者の有無、成犬猫/幼齢でグラフにしました。
「幼齢」とは離乳前の犬・猫を指します。
ただし、香川県は幼齢個体を幼齢とカウントしていませんのでその点は参考になりません。

香川県では所有者不明の犬や猫の引取りがほとんどです。


(クリックで拡大します)
全国的に引取りと殺処分が減っている中、徳島県と高知県の殺処分減が目立ちます。
ただ引取りしないこと、殺処分しないことが全面的に良い結果を生むとは限りませんが、
何らかの施策をしたなら、数値結果に現れることを示しています。
焦りましょうよ、香川県。

香川県を含め、四国は気候が良い。
そのことが、捨てられた、または迷子の犬や猫が生き延びる要因となっています。
さらに、可哀想というだけで無責任に餌をやる人間がいるために、野良の仔がふえる。
香川県で保健所に収容される犬猫のほとんどは野良犬・野良猫とその仔です。
ある程度育った野良は人間への警戒心が強く、ペットとしての譲渡にむかない。
ほとんど殺処分になる悪循環が現状です。
ペットを捨てないこと、野良への無責任な餌やりをしないこと。
飼い主のいない動物を増やすだけの人は、動物好きとは呼べません。
餌をやるなら、責任をもって連れて帰って飼う。
できないなら餌はやらない。
これは根気よく広げていかなくてはいけない「常識」です。
そして同様に、責任を持てないなら、増やさないこと。
不妊手術は可哀想。産ませてやりたい。
その気持ちはわかります。
でも、産まれた仔すべてに責任を持てますか?
もし新しく犬や猫を飼いたいなら保健所から譲り受ける方法があります。
このことは、もっと知ってもらえるよう広報していかなければなりません。
犬や猫を飼うには、環境が整っていなければなりません。
ひょっとしたら、寿命は20年にもなるかもしれません。
ペットの居場所、面倒を見る人、毎年のワクチン、病気や怪我の治療費…。
ひとつでも無理だと思ったら、飼わないことも優しさです。
こういったことを、浸透させていくための取り組み。
取り組めば、必ず数字に表れる。
殺処分、早く減らしていきましょうよ。

データの取扱いについて誤りがあればご指摘ください。
正確な数値が必要な方はコメントにてお知らせください。
Posted by nekoneko at 16:30│Comments(0)
│猫!&猫カツ!