2012年08月10日
なにわバタフライN.V.
三谷幸喜作、戸田恵子演、パルコプロデュース作品。
それをよもや高松で観られようとは。
腹の座った声、裏返った声、激した声、押し殺した声…。
戸田さんから出る声は際立って幅広い。
一人芝居だからといって安心して観られないわけがない。
ミヤコ蝶々という芸人さんを私は知らない。
知らずに観たからこそ、想像が膨らんでよかった。
枠の中に男たちを見ようと、つい覗き込む。
こんな男だったろうかと想像しているうちにすり替わり、
自分の人生の折々に傍にいてくれた男が思い浮かんで、
そうしたら第3部の半ばから涙で胸がたぷたぷになった。
強がりを見抜いて傍におってくれた癖に、置いて去る男。
なんで、いやや、置いていかんといてと身体の中で叫んでも、
しおらしくめそめそやこしゃんしてみせるもんか。
いかんならいかんで強ぅ生きるわ、女やもん。
知らん女の人やからこそ、素直に共感するんやわ。
女はなにで生きんのやろ。
原動力、いうか、な。
辛ぅても顔を上げる力は、プライドいうんとは違うと思う。
帰りの電車の中でそな考えた。
そう、列車の中、いう場面はよかったな。
二人の心がそれぞれ動いて行くんが切なかったわ。
開演前お決まりのグラスワイン。。。

それをよもや高松で観られようとは。
腹の座った声、裏返った声、激した声、押し殺した声…。
戸田さんから出る声は際立って幅広い。
一人芝居だからといって安心して観られないわけがない。
ミヤコ蝶々という芸人さんを私は知らない。
知らずに観たからこそ、想像が膨らんでよかった。
枠の中に男たちを見ようと、つい覗き込む。
こんな男だったろうかと想像しているうちにすり替わり、
自分の人生の折々に傍にいてくれた男が思い浮かんで、
そうしたら第3部の半ばから涙で胸がたぷたぷになった。
強がりを見抜いて傍におってくれた癖に、置いて去る男。
なんで、いやや、置いていかんといてと身体の中で叫んでも、
しおらしくめそめそやこしゃんしてみせるもんか。
いかんならいかんで強ぅ生きるわ、女やもん。
知らん女の人やからこそ、素直に共感するんやわ。
女はなにで生きんのやろ。
原動力、いうか、な。
辛ぅても顔を上げる力は、プライドいうんとは違うと思う。
帰りの電車の中でそな考えた。
そう、列車の中、いう場面はよかったな。
二人の心がそれぞれ動いて行くんが切なかったわ。
開演前お決まりのグラスワイン。。。

Posted by nekoneko at 17:26│Comments(0)
│演劇・舞台・映画